"I trust that you are in good health."
(ご壮健のことと存じます。)
解説
敬意表現はフォーマルで礼儀正しい大人社会の言葉使いです。日本では中学生や高校生が大人ことばを使うのは不自然ですから、英語教育の中でも敬意表現は教えません。中高だけでなく大学でもほとんど教えませんから、日本では大学を出ても英語で手紙一本書けないと学校の英語教育が批判されています。それは私的な文通英語のことではなく、大人社会のフォーマルな実用英語が書けないということです。「お元気ですか」「お変わりありませんか」「いかがですか」は"How are you?" / "Are you well?" で一応間に合います。でもこれでは相手によっては慣れなれし過ぎます。これに「(確信して)希望する、かたく信じている」(hope confidently)の意の動詞 'trust' を添えて "I trust that you are in good health." "You are quite well, I trust."(「ご壮健のことと存じます」「お変わりなきことと存じます」)としますとずっと格調が高くなります。