"Do you happen to know where it is?"
(それがどこにあるかひょっとしてご存じじゃないでしょうか?)
解説
人に何かを問うときには礼儀として出来るだけ相手の負担が軽くなるように気配りをしなければなりません。その気配りの一つに "Do you happen to know 〜?"で質問を切り出す手があります。次の2文を比較してみてください。「どこにあるのか」を問うているのはどちらものは同じです。丁寧性が違うのですが何がどのように違うのでしょうか。1)"Do you know where it is?" 2)"Do you happen to know where it is?" "Do you know where it is?"は単に知識があるかどうかをずばり問うているだけですが、"Do you happen to know where it is?" は "happen to know" を添えられることによって、「ひょうとしてご存知ではないでしょうか」の意になり、相手が知らないと答える場合の負担を軽くしているのです。