「リラックス法」
- ヘルシー通信 -登録番号:SL24-X03-059
Monthly Column (2025年1月25日号)
ストレスフルな社会に生きる私たちですが、何かリラックスできる方法を持っているといいですね。そこで今回は1932年にドイツの精神科医シュルツによって体系化された自律訓練法をご紹介します。
静かな場所、ゆったりとした服、椅子やソファーに腰掛けたり寝転ぶなどして軽く目を閉じ、次の言語公式を心のなかで繰り返し唱えます。(背景公式)「気持ちが落ち着いている」、(第1公式)「右腕が重たい→左腕が重たい→両脚が重たい」、(第2公式)「右腕が温かい→左腕が温かい→両脚が温かい」、(第3公式)「心臓が規則正しく打っている」、(第4公式)「楽に息をしている」、(第5公式)「お腹が温かい」、(第6公式)「額が心地よく涼しい」
1回3~5分、第2公式までで効果のある人が多いのだそうで、就寝前に布団の中でやっているという方もいらっしゃいます。寝る前でなければ最後に次の消去動作をします。両手で強くグーパーを繰り返す、手を組んで大きく伸びをする、首や肩を回す、深呼吸、そして目を開けます。